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部屋とYシャツとわらG

部屋とYシャツとわらG

2005年 秋~年末

服はつぎはぎに限るなあ。 [ 最近のことの日記 ]

 今日、代休で仕事が休みになったので、朝、息子を小学校に送ったあと、一人で映画を見に行った。下手に家にいると義父母と折り合いが悪い(笑)ので、仕事のふりをしてそのまま消えていった。

 ちょうどここで公開し始めた「Always 三丁目の夕日」を見ることにした。なんだか画面いっぱいの「昭和」気分を急に味わいたくなったのだ。今年は何度かこうして平日の映画館に来ることがあったのだが、今日はなぜか人が多い。特に子ども。多分、このあたりで運動会とか土曜参観日とか何かをやる学校が多かったようだ。でも子ども連れは「チャーリーとチョコレート工場」?に流れていったので、まあまあゆったりと見ることができた。

 で、見終わっての感想は…とにかく良かった。自分が何に感動したのかよくわからないのだが、久しぶりに背中がぞくぞくした(寒気ではない)。風景なのか、何かを思い出してなのか、ストーリーなのか…なんだかいろいろなところで笑ったりしんみりしたりした。特に私より上(40代以上)の世代の方にお薦めの映画だ。会場におじさん・おばさんのため息がこだましていた。

 なんていうのか、土地は違っても、まちがいなく小学生くらいまではあの風景の中に自分がいたんだなあ…と思った。そして戦後60年とか言っている今年だが、「あっ自分が産まれた頃はまだ戦後20年程度だったんだ…まだ戦争の傷跡が世の中にあったんだ」と考えさせられた。

 ついでながら、「障がいを持って生きる人」は今とどっちが生きやすかったのだろう…と考えさせられた。何となくいろいろな人がいることが許されて、からかわれもするけど、みんなひっくるめて包んでくれる「共同体」があった昔…。それぞれはバラバラだけど、養護学校もできて、権利を認めてくれて、障がいについての理解が少しは進んでいる今…。どっちが本人にとって生きやすいのかなあ、やっぱ今の方がいろいろなわがままも言えるからいいのかなあ…と、今日も偏食で「給食はチキンだけ2コ半食べました」という息子の連絡帳を見ながら思った。

 「今日の夕日は忘れないぞ」と映画を見た午前中は思っていたのだが、午後、映画館のそばのマンガ喫茶に行って「20世紀少年」を再び読んだばっかりに、帰る頃にはすっかり暗くなってしまい見逃した…。午後の気分は、21世紀の近未来に行ってしまったからしょうがないか…。

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ノック、ノック。 [ 最近のことの日記 ]

 私は現在、中学校の講師(社会科)の仕事と指導補助員(心身障害児学級)をそれぞれ違う学校でしている。余計ややこしくなるが、今日は、「講師で行っている学校の心身障害児学級」の体育にお邪魔した。ようは仕事ではなく、ボランティア(または遊び?興味本位?)なのだが、種目がソフトボールということで元高校球児で元野球部顧問としては血が騒いでの、いや「ダイエット」のための参加である。

 ちなみにこのクラスでの私は、「昼休みに歯磨きに来て、肩もみをしてもらっている謎のおっさん」という位置づけである。(日頃、直接授業を教えていないので)

 ちょうど、日頃ノックをする先生が腰を痛めて?いたこともあって、他の先生達からも「代わりに打って」と言われてホイホイ引き受けた。野球部引退から2年半くらいたっているのでとても楽しかった。  …でもとても難しかった。

 難しかった理由は「どうやって捕らせるか」である。一応こちらは「ねらった場所1m以内」に常に打てるのだが、5人くらい動いて捕れる子がいるのだが、他の5人の子は目の前に来て「明らかに自分の球だ」と追い込まれないと反応しないのである。弱いゴロでないと捕れないが、弱いゴロだと他の子に捕られてしまう…などなかなか難しいものだった。(もちろんそういう子は強いゴロだと捕れないので危ない)

 特に、外野にいるある子はその日まだ一度も捕っていないので、何とか一度は捕らせようとがんばった。まずはフライで「グローブねらい打ち」作戦。半径30cm以内の完璧な位置に打てた時は思わず「よし!」と言うのだが、なぜか頭の上をオーバー。「おかしいなあ」と最初は思っていたのだが、2回目以降、「ぴったりに打つと前に出てくる」ことが判明(なぜに?)した。そこで、ちょっと前くらいをねらって打つのだが、今度は前に出てこないのでちょうど難しいバウンドになって通り抜けていく…。

 ひらめいた! フライだけどワンバウンドしてちょうど彼のグローブの位置にはねる当たりだ!

 打てた! 

 捕ったーーーー!(入った) 

 状況がわかっているまわりの人たちはみんな大喜びであった。

 実は他にも強力メンバーがいて、自分の左側のゴロだけにめっぽう強いA君は、サードにいる時は、まわりの人のゴロまで全部捕って(捕ってというか、はじきに行って)いたのだが、ファーストに行くと一度たりとも打球にさわらなかった。全部の打球が右側だからである。まさに生まれついての天才サード(またはレフトか?)である。

 逆にBさんは自分の右側の打球を逆シングル(右利きの人の場合だと、左手を自分の中心よりも右側に出して捕ること。結構かっこいい。)で捕るのがうまいので、「これは天才野球少女か!!」と思った。でも左側には基本的に動かなくて、もし左側に来ても「逆シングルの構え」は動かないので球は後ろに消えていくのであった!

 そしてCさんは、両足をそろえて立っていたのに「トンネル」をするという離れ業をやってのけた。どうやって抜けたのか謎である。多分、「捕ろう」という気持ちと「よけたい」という気持ちがギリギリまで戦い、一瞬だけ両足の間をあける(しかも人には見えない速さ)という高度な技だったのだ。絶対に、普通に捕るより難しいと私は思う。

 と、そんな楽しいノックを30分間くらいやって盛り上がったのである。 (こちらは大満足。体は負担オーバー)

 終わってから、内野を守っていたD君から声をかけられた。(ちなみに彼は、目の前のゴロだけさわるが他を見送るので、先生達から、「D君、動けー」とずっと言われていた)


 「先生、僕の所に全然打ってくれなかったね」


 お前の1m横を通り抜けていったあのたくさんのゴロは何だったのー??? 本当にズッコケてしまった。
 

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ザ・間諜 [ 最近のことの日記 ]

 複数の学校で仕事をしていると、それぞれの学校の部活動(特に強い部など)の様子を聞かれたり、知り合い同士の様子を伝えたり(忙しくてゴルフはしばらく無理そうでしたよ…など)、交流というか、スパイ活動(間諜)というか、いろいろと取り持つことがある。また、行事の日程ややりくりなどいろいろなことを聞かれることも多い。

 自分自身、もともと「人の話題に首をつっこむタイプ」なので、以前にも増して、いろいろなところの情報通になってきた。

 また、「伝言」をあずかるようなこともあるのだが、だいたいがすごく仲いい人同士なら自分たちで日頃から連絡をとっているはずなのだから、「伝言」の重要性はあまりない。「よろしく」伝えたり、「そのうち」飲みたいですね…と言っていましたよ…くらいである。

 でも、忙しくて会えないけど、会っていた頃は仲良かった…というような人のやりとりはなかなかおもしろい。本日、最高機密の伝言・質問をあずかった。

私  「中3の担任はさすがにこの時期、くたくたでしょう? なんだか疲れてますよ」

A先生「もう、ヘロヘロですよー。面談に生活指導にまだまだ先は長いし…。でね、こんな時にまた変なイタズラしてくる男子がいて、急に『カンチョウ』してくるんですよ。『この野郎!』って言いそうになったんだけど、『ここは大人の余裕の見せ所だな』と思ってね。ちょっと間を空けて、『気持ちいいけどここではやめろよ』って言ったら、大うけしてるんで『よし』と思ってね。そしたらその後、友だち連中まで『先生、カンチョウ好きでしょう?』とか『先生、○○のカンチョウ最高だったんだって』ってうるさくてねえ…。そうだ! B先生に、『生徒にカンチョウされた時の模範解答は何ですか?』って聞いといてください。」

私  「えっ! とりあえず伝えときます」

A先生「そうだ、できれば先生が聞くよりも、誰か生徒に急にやらせてみるっていうのはどう?」

私  「うーーん」

 ちなみにA先生もB先生も、それぞれの学校の元バリバリの生活指導主任であり、市の主任会で知り合ったという仲良しである…。

私  「ところで、こっちの方が正解だったっていうのはあるんですか?」

A先生「うーん、とりあえず両手を広げて、『フォー!』とだけ言っておけばおもしろかったかなあ」

教員の世界も奥が深いのである。

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選択しろよ。 [ 最近のことの日記 ]

 今年度は主に公立中学校で講師をしているのだが、そのうちの週3時間は選択授業を担当している。最近は、おバカな学習指導要領のせいで、各教科の週授業数が端数になった(たとえば3年社会科は週2,4とかそんな感じ)ので、1年生は12月から始まる選択授業があったりする。全7回…ってなんじゃそりゃ。

 それはさておき、選択授業は、こちらの手間もかからず、お互いに大変すぎないものにする…という考え方で今までやってきた。

 楽しようと思ったのに大変だったのは、3年前の「歴史の年代語呂合わせをみんなで作る」というやつ。こんなアホなことに普通来ないと思ったのに大人気で、週3枠が30人×3回でいっぱいになり、一日に何度も人のダジャレを聞くのに疲れた…。

 私がよくやるのは、「幕末研究」とか銘打って、何時間かこちらで全体授業をして、「あとは君たちが各自のテーマ(人物)について調べなさい」というもの。最後に冊子にしたり発表会したり…とか少しは大変だが、「作業」と称して週に一度図書室でだべる日々は、「お互いの幸せ」のためにも他の人には内緒である。

 今年度もよく行く方の学校の3年生にはこのコースで募集して、15人くらいがぼちぼちやっている(やっていない…とも言える)。期限までに作品さえ上がれば、それまでは、読書しても寝てても他の宿題やっててもいいというゆるゆるコース。

 しかし、これとは別に、今年度は新たなチャレンジとして「社会福祉コース」を開設した。昨年度、小学校の総合的な学習の時間でやった内容に自信を深めて(詳しくは過去日記かフリーページを参照)、最初は社会福祉のことばの意味から入り、養護学校のビデオを見たり、自閉症やダウン症のテレビ番組の特集を見たり、ニュースから福祉に関する見聞を広めた後、自分のテーマを決めて調べ始め、最後には偏見が取り除かれている…という壮大な計画だ。

 もし、こうして学んだ人の中から、将来福祉の道に進む人間が育ったらすばらしいし、もしそうでなくても少なくとも自分の子どもの敵にならない存在を増やそうと考えたのだ。

 よく行く方の学校(ある学年に社会科の普通の授業も教えている方)では、120名くらいの中で15名が選んだ。集まったメンバーは全員女子…。3分の1は福祉に興味あり、3分の1は新しもの好き(新しい先生だから来てみた)、3分の1はヤンキー娘…というよくわからない集団だ。ビデオとかニュースをやっているうちは緊張感もあったのだが、テーマ別作業をやっているうちにだらだら状態…何とか最後はいい終わり方しないと…とやや心配な展開である。こちらは人はいるけどまだ軌道に乗らず…というところ。

 もう1校で3年生に春からやっている方は、まったく同じ募集をかけたにもかかわらず、80名中なんと2名しか来なかった…。何でも、一人だったから、「友だちを誘って無理やり2名にしてくれた」らしい…。どうなることやらと思っていたが、この男子2名、すごいのだ。好奇心もあるし、前向きだし、人の話をよく聞くし、よく調べるし、二人とも学級委員だし…なんだかすっかりすごい人たちを育てた(というか勝手に育っていた)気がする! 少数精鋭ってこともあるけど、あの二人だからよかっただけで、やはり少ないのはやりにくいに違いない。

 そして同じ学校で、1年生80名相手の例の全7回の選択の募集があった。内容は少ししかできないが、今度はもう少し来てもらうか…と考えてのぞんだ。通常、選んでもらう前に「オリエンテーション」として各教科の担当が内容の説明をする。その時に「いいなー」と思わせるとたくさん選んでくるのだ。

 このオリエンテーションでまた悪い癖が出てしまった。「人が少ない方が楽だなあ」と思ううちに、以前の「いかに人に選ばれないようにするか」の工夫の方が出てしまい、「宿題もあったりするよ」 「意外と大変かも」 「絶対理科の方がおもしろいよ(理科の先生と押し付け合い)」などとつい言ってしまった…。日頃知っている生徒相手ならともかく、初対面なのですっかりダメである。終わったあとで「しまった、人集めようとするの忘れてた…」てな感じであった。

 そして今日、第2回の授業日。学校に行くと、メンバーの名簿がおいてあった。

 名簿の空欄が多いぞ…。 


 なんと今回は4名!

 あの程度の説明だったことや、前回(3年生の時の人数)から考えると、多いような気もするし、少ないような気もするし…。

 とりあえず、なかなかおもしろくていい感じの男子3名・女子1名、楽しくやれそうで、よかったよかった。

 来年度こそ、やる時はちゃんと人を集めよう!…と今日のところは思ったのであった。
 
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占い [ 最近のことの日記 ]

 本日、試験監督中に、ふと学級文庫のある本に目がとまった。

「動物占い」だ。

「これはなつかしいなあ、珠保キリコの絵のヤツ? 昔、流行ったよなあ」 と思い読み始めたのだが、まず自分が何の動物だったか動物の絵を見ても思い出せないのだ。表紙に描いてあるどの動物も違うような気がする。

 一から何だったか調べ直すか…と思い、巻末の早見表を見てびっくり! 俺の生まれた年が表にない! 若者用の本とはいえ表からもはみ出すおっさんだったとは!!!

 表にない人のための計算方法とかいうのがあったのでやっていった。何回か足し算をした結果、私は「パンダ」となった。

 早速その占いというか性格判断みたいなのを読んでみたのだが、どうもあてはまらない。慎重だって書いてあるし(本当に慎重なら、今こうしてここにいないはず)、たくさんの人といるのが好きと書いてあるが、嫌いではないが、一人の時もかなり好きなのだ。

 で、頭の中で文句をつけながら思い出した。俺は「ひつじ」だったはずだ。牡羊座で、動物占いでは「ひつじ」で「覚えやすいなあ」(忘れてたけど)と思っていたのだ。

 「ヒツジ、ヒツジ、ヒツ…」とページをめくって探すのだが、出てこない!
ひつじはどこに行ったのだ?

 もう一度、本の表紙を見直すと、動物の絵の中にひつじがいないのだ。よーく見ると、絵も微妙に珠保キリコのとは違う。動物占い復活かと思いきや、なんだか違うバージョン(パクリ?)らしい。

 それにしても動物まで変わってしまうって何だかなあ…。まあ、表にも載ってない人が文句つける筋合いじゃないようで…。

 普通、こういうのを見たあとは、生徒から「先生、何だったの?」とか「動物占い見てたでしょ」とか聞かれそうなものだが、見ている時によほど不機嫌そうな顔をしたらしく、誰もそのことでつっこんでくれなかったのであった。

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劇 [ 最近のことの日記 ]

 指導補助員として行っている中学校の学級で、人前で発表するために劇を練習している。生徒達は、日に日にうまくなっているので、1週間ごとに現れる私はその成長に驚いている。

 劇って楽しいなあ…みんなで作り上げていくのも楽しかったなあ…と思い起こしてみると、小学校時代に何度かあって、その後はパタリとない自分がいた。 と書いていて思い出したが、高校3年生の時、文化祭当日に野球の公式戦がある予定(勝てば)でメンバーからはずれていたのに、数日前に負けて急きょ暇になり、クラスの劇に「おさる」役で飛び入りし、盛り上げたような引っかき回したような思い出…が、あれはあれで楽しかった。

 で、最近、特に中学校では演劇の機会がなくなった。週5日制になってから、授業時数確保とかのために行事がどんどん切られ、鑑賞教室とか写生会とか伝統芸能を見る会とか家庭訪問が消えて、文化祭(合唱だけ残っている所もあるが、いわゆるこのために特別なことを各クラスが自由に取り組むようなヤツ)が姿を消していった。

 教員になってから、ちょうどその過渡期だったので、大体が転勤してきたその年に消えていき、その一度きりのチャンスはちょうど違う出し物の担当になったりもして、演劇で、あのディレクター気分を味わうことが一度もなかった。

 今回、担任の先生達の様子を見ていて、こりゃ本当に大変だなあ…と思った。生徒達に劇そのものの指導をするだけではなく、いろいろと気にしなければならないことが多すぎるのだ。でもこういう時にも守備範囲の広い先生がいるものだ。絶妙の配役・彼らにあわせたストーリーの変更・日頃のキャラクターに合わせたセリフまわし…など感心しまくり。特に、しゃべるのが苦手な子には、オウム返しをうまく使ったり、日頃本人がよく言うセリフを使ったり…と台本が変わっていく様子が楽しかった。また逆に、日頃あまりしゃべれなかった子が演劇を通じて、堂々とものをいうようになっていく姿もすばらしかった(役に取り憑かれていくのか?)。

 ふと思い出したのが、幼稚園の時のSの劇への参加。年中の時は村人としてちょびっと出て去っていくはずが、ステージの下の最前列ど真ん中に何度も出没してきて、みんなに注目されたり、販売ビデオに映りまくっていた…。そのせいか年長の時は園側としては何とか目立たすまい(笑)と端っこのイスに少しだけ座っている役…というものになり、まさにちょい役であった。「去年目立ったからまあいいか」と思いながらも、親としては「みんなが踊るシーンとかで別にウロウロしているだけでも出す相談してくれればいいのに…。天使の役とか羽根をつけてウロウロさせれば自然だし…。」と家族で言い合っていた(親というのはみんな我が子一番ですから…)。

 「昨年はウロウロしてS君のお宅には恥ずかしい思いをさせて…」と思ったようなふしがあったのだが、とんでもない、我が家では何でも目立てば喜んでしまうのだった。ステージがそこにあれば出たがる家系…のようだ。

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探偵物語 [ 最近のことの日記 ]

 講師の仕事は基本的には授業以外の時間は拘束されていない。でも授業の準備や成績処理その他で仕事が多少ある。家でやるのも何なので、私はなるべく学校でやってから帰るようにしている。

 今日は授業が終わったあとにすぐ退勤して駅に向かった。駅まで10分くらいの道のり…裏道をゆっくり歩く。

 が、なんだか後ろの方でパタパタ音がする。あまり気にしていなかったのだが、そのうちなんだか気配を感じてふりかえると、「あ、ばれたー」と中学生女子2名。しばらく尾行していたらしい。見つかったあとは、行く方向も同じだったので世間話をしながら一緒に帰った。

 駅について電車に乗る。なんかここでも、教え子に似たような子をひとりちらっと見たのだが、気にせずにそのまま乗車。用事のある駅でおりた。駅でトイレに行って、「整骨院」めざしてゆっくり歩く。今度はかなりの大通りだ。

 なんかまた後ろでパタパタ音がする。ただ今度は大通りだからたくさん人もいるので、小さい子どもでも走っているのだろうと思っていた。でもなんか制服姿の人がいるようにちらっと見えた。ちょうど道沿いの飲食店のガラスに映る姿を見て唖然…中学生女子4名がたて一列で私のちょっと後ろに張り付いていた!!

 さっきと別の4名なのだが、この駅にあるデパートに買い物に行く途中だったらしく、前方にトイレに入る私を発見して、急きょ尾行することになったらしい。

 おじさんは「これから整骨院に行く」ことを説明して別れた(整骨院まで入り込まれなくてよかった)。

 しかし、一日に2回も尾行されるとは…。

 というより、遠くからしっかりあいさつされるわけでもなく、かといって避けられるわけでもなく、とりあえず「尾行してみよう」となる俺のキャラっていったい?
 
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小学校のパトロール [ 最近のことの日記 ]

 最近、あまりにも小学生達がひどいことに巻き込まれるので、世間は大騒ぎ…あわてて各学校ともに対応を…と思いたい所だが、わが子の通う小学校の対応はのんびりしたものだ…。

 放課後4時に帰すようにした…というくらいか。もともと校庭に入れる場所が何カ所もあり、夜だって簡単に…というような場所なので、あまり気にしていないようだが、不法侵入者が入りやすい構造である。

 私は息子を送って毎日入っているのだが、児童に顔をだいぶ知られているとはいえ、誰にもとがめられず、大人に一人も会わずに端っこの教室まで行けるのだ。つまり、同じように犯罪ねらいの人が入ってもフリーパスということだ。特に門から入ってすぐの一階に外から直接入る1年生の教室があるのはかなり問題な気もする。

 なぜこの時間がフリーかというと、ちょうど朝の打ち合わせで職員が集まって教室からいなくなっているからである(特学の先生をのぞく)。この時間帯は、異変に気づいて職員が動き出せば組織的に動けるが、気づくのに遅れる可能性のある時間帯ということだ。
 
 だが、この時間帯に、警備員として活躍している人がいることに気がついた。この人のおかげで不審者は門に近づけないはずだ。紹介します。以前「S君の通学風景」で紹介したこの方です!

 引用部分『小学校付近には、ある怪しい欧米(アングロサクソン系?)のおじさんがいて、多くの児童の鬼門となっている。必死で走り抜ける子や、遠回りして避ける子もいるのだが、うちは真っ向勝負で、とにかくこちらから先に「おはようございます」とあいさつしてしまうのだ。大人には非常に難しい存在として有名な方なのだが(特に学校への苦情など)うちの親子は一応いい印象となったようで、握手させられたり(実はこちらは汚れた手のまま)、なぞの缶バッジをもらったり、国際親善ムードである。多分、Sは、あまりイヤではなさそうなので、まあいいか。』

 毒をもって毒を制す! 小学校は感謝状あげるようだな…。

 ちなみにこの人は、一応かわいい娘さんのいる保護者です。 

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 壁新聞 [ 最近のことの日記 ]

 忘年会のシーズンたけなわ…3校勤務しているので、いずれも一応は声をかけてもらったのだが、やはり日程がぶつかっているものだ。「早い者勝ち」で決めてしまったので、昨日は、自宅から10分以内の所でやっている会に出ずに、電車を乗り継いで1時間かかる会に参加した(笑)。

 その中で、青森県で中学校の先生をやっていた方と、青森県出身の方(元生徒)から、青森県の様子を聞いて、カルチャーショック!

 いわゆる文化祭的な行事として、合唱コンクールだけではなくて、「壁新聞」なる大イベントが県全体?レベルで盛り上がっているとのこと。普通、壁新聞というと、ちょっとした学習をまとめたり、修学旅行行ってきました班新聞・・・くらいのものを想像するのだが、そんなものではないとのこと。

 クラス全体で「何を記事にするか」カンカンガクガクの討議があり、巨大な新聞に線を引くところから始まり、修正液を使うと減点…などなぞのルールもあり、それこそ、放課後の部活動の後まで延々と続くような取り組みなのだそうだ。紙もそうとうでかいようだ。その期間中、他クラスの生徒は絶対に入室できず、他クラスの担任などは授業で入る時でも「入るけどいいか?」と声をかけて片づけを確認しないと「スパイ容疑」で大変だそうだ。

 仲のいい子同士でもクラスが違えば、朝は一緒に来ても、教室に入る瞬間から「敵」になる…そんな激しいクラス対抗のイベントなのだそうだ。いったいこのイベント、どれくらいの地域で行われていて、どんな経緯でそこでだけ盛り上がりまくっているのか(そして文科省の行事縮小的なこととは逆行しているけど)、とても不思議である。

 2人が共通して言っていたことは、「感動しまくりの行事です」…。

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2学期をふりかえって。 [ 最近のことの日記 ]

 指導補助員に行っている中学校の特学で、2学期をふりかえって、それぞれの先生にコメントをひとことずつ書く…というのをやって、生徒からその紙をもらった。とても心温まるものが多くてもちろん嬉しいのだが、誤字脱字その他でもとても楽しい(笑)。

 一部を原文そのままに書くと

Aより 「○○先生、これからも健康してください」

Bより 「○○先生、木木川」

Cより 「学活を教えてくれてありがとうございます」

Dより 「よくお手伝いとかしてくれてありがとうございます」

Eより 「○○先生へ えんぴつけずりをけずりました」

Fより 「はなしをかんばりました。へんきょうかんばりました。」

Gより 「少しのあいだだったけどとても楽しかったです。いつもH君のみはりありがとうございました。」

Hより 「なりがとう」



 ここに書かなかった、ちゃんとしたというか長い文章のものも他にあるのだが、ここに載せた短くてまちがえているものも、関わらせてもらった者としてはなんだか味わい深い。

 蛇足ながらそれぞれの味わいどころを一応載せると、

A 「健康する」という動詞はない。

B 「木木川」は全くの謎?

C 「学活」は担任でないのでやっていないし、教えるってものでもない。

D 子どもがおうちの人のお手伝いをするイメージか?

E よく鉛筆削りこだわりに、ついてまわったけれど、鉛筆は削っても、鉛筆削りは削れない。

F 濁点の位置が惜しい。

G もう去っていく人みたいに言うな。人聞き悪いから「みはり」って言うな。

H 「ありがとう」と少し違う所が最高。

 有意義な日々にしてもらってこちらの方こそ、「なりがとう」ございました。来年もよろしく!
 
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窓ふき職人 [ 最近のことの日記 ]

 今日はクリスマス・イヴなのに、我が家では大掃除だった。うちはクリスチャンじゃないのでしょうがない。関係ないが、以前、教え子との会話の中で、「あー、○○の家はクリスチャンなんだー」と言おうとして、「あー、○○の家はキリシタンなんだー」とまちがったことがある。「隠れキリシタン」みたいで、どこまでも社会科な会話であった。

 それはさておき、今日の私の仕事は2階の窓ふき。ベランダに出て、屋根の上に出て、がんばって拭いた。毎回、「半年に一度やっておけばこんなに苦労はないのに」と思うのだが、絶対に、暑い夏にやるわけがない。今までも、窓ガラスを拭くよりもその時に気づく窓枠やサッシの溝の汚れの掃除が大変で、いつもイライラしてしまう。

 今年は作業の前にこれを思い出し、まずは窓ガラスそのものを一切やらずに、くもの巣を払ったり、窓枠や網戸や溝の掃除だけをやった。窓ガラスが目標でなくなると、この作業に集中できて、さらに溝掃除用の小ボウキがあったことで仕事がはかどり、やりがいさえ感じてしまった。

 気がつけば数年ぶりに雨戸まで拭いたりしてしまった。うちの雨戸は、金属製の蛇腹(じゃばら)のものなのだが、その蛇腹と、縦の金属柱(両端と真ん中の3本)の隙間はうまく指が入らないので、やらないでおいた。で、雨戸を何枚か拭いているうちに、その隙間からひものようなものが出ているのに気づいたので、ちょっと引っぱってみた。

 うわーー! カメムシだー! 

 屋根の上にいることを忘れるほど驚いたが、ひとまずそいつを放り投げて事なきを得た。においもセーフ。

 でも、・・・・・・イヤな予感がしてその隙間をのぞき込むと……びっしりといた!! 特にその雨戸一枚には、真ん中の金属柱と蛇腹の間に、規則正しく8匹くらい入っていた。両端にも4匹ずつ…。まるで、カメムシさんのマンションのようにキレイに並んでいた…。

 前述の溝掃除用の小ボウキがここでも役に立ち、下から隙間に入れてカメムシを屋根に落とす。何匹かたまったら今度は屋根から下に落とす。これを何度か繰り返した。他の雨戸にもどると、やはりそこにもいて、全部で30匹近いカメムシを追放したのだった。春になってもうちに帰ってこないことを祈るしかない。

 2時間半も窓枠・網戸・雨戸・サッシ溝の掃除をしてしまい、その後やっと窓ガラス掃除にうつり、1時間半。計4時間も働いて5カ所を終わらせた。窓ガラスを拭く頃には簡単すぎて鼻歌が出るくらいだった。

 不思議なことに、我が家の場合、明らかに部屋の中側の窓ガラスが汚れているのだ。それも同じくらいの高さばかり…。

 なんのことはない、Sが窓辺に行くのが好きなので、そのたびに汚い手でこすったり、ぺろっとなめたり、つばを塗ってふいたりしているからである。その高さには、窓ガラスにカビのようなものがついていた。やっぱり半年に一度拭くべきか…。

 Sが、どうせ日頃から窓辺に行くなら、布を持っていってカラ拭きしてくれるといいお手伝いになるのだが…と無理なことを考えながら、明日も残り2カ所の窓ふきと換気扇のお掃除だ…。

 メリー クリスマス!

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有馬記念 [ 最近のことの日記 ]

 GIレースだけは、実家に電話をして電話投票で買うようにしている。「実家の両親とのコミュニケーションのため」という名目で、ギャンブル嫌いの妻からも、とがめられないようになっているが、実際は「馬の話9割、Sの話1割」くらいなのであまりコミュニケーションにはなっていない…。

 ちなみに私の実家の両親は「グリーンチャンネル」とかいう有料番組までひいて、勝負となった日には一日中見ているようなギャンブル夫婦である。私が高校生の頃も、休日に「朝からいなくて帰ってこねえなあ」と思ったら夫婦でパチンコに行っていた…というような人たちだ。さらにその父親の兄の家は、正月に行っても大人が麻雀大会をやっているだけでお年玉をくれない。親の代の兄弟姉妹が多すぎて、お互いの幸せのために?お年玉は廃止になっていた。その代わりに子どもたち用の賭場?もあり、花札大会をやっていて自分で稼ぐシステム(多分大人がわざと負けたりする?)…だった。さすがのうちの母親も、ここには正月にあまり行かせたがらなかったが…。

 なぜこんな話題かというと、今日の有馬記念があんまりだったからだ。 「武 豊」…なぜいつもあなたは俺の邪魔をする!
競馬ファンじゃない人まで注目の馬、ディープインパクトだから、4冠をとったら、自分が負けても怒らずに「いいもの見たなあ」と思うつもりだった。でも私は、競馬に夢でなく、利潤を求めているので、賭けたのは他の馬だ! 買っていた馬券は14番リンカーンからの馬連(1着と2着の組み合わせを当てる)の流し馬券(その馬から全頭を買う)だ…。私はわけあって「横山騎手」の乗る馬をよく買うので、今年はよく勝たせてもらっていた。1年の総決算の有馬記念だから、やはりこの人から流したのだ。(ペリエの15番も買ったけど)

 ちなみに結果は、1着ハーツクライ(ルメール) 2着ディープインパクト(武) 3着リンカーン(横山)

 その2着という半端さは、なんだ! 1着なら、その快挙に喜んであげたし、3着に敗れてくれれば、私は馬連がとれていて、臨時ボーナスに大喜びだったのに…。

 どっちつかずで半端な今年の私の1年を象徴するようだった…。

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酔っぱらい [ 最近のことの日記 ]

 ここの所、飲み会がいくつかあった。とても楽しい時間でもあるのだが、次の日になると結構いろいろなことを忘れているから我ながらあきれる。一昨日の飲み会はあまりにも楽しく飲んでいるうちに、終電に、わずか数分の差で間に合わなかった。(店を出た時には間に合うと計算したのに、その後なぜか遅れてしまっている。多分 「急ぐ」 ことを忘れていたのだろう。)

 で、タクシーで帰るには自宅が遠いので、駅前温泉みたいなものを求めて違う方向の電車に乗った。以前、職場が近かったその駅には、何度かお世話になった温泉&休憩施設のようなものがあるはずだった。

 私につきあわされた若い衆(ひとりだけど)をいばって案内していくと、「本日の営業は終わっておりまして、ホテルの宿泊しかございません」と言われた。いつの間にか業務拡張してホテルができていたようで、その売上アップのためか、温泉施設には泊まれなくなってしまっていたのだ…。

 結構、途方に暮れた。これは参った…と思いながらも私には次の手が思い浮かばず、8000円でここに泊まろうかなあ…と思ってしまった。ところが、行き当たりバッタリに強く、海外旅行経験多数のもうひとりの若者が行動を開始した。

 「この駅なら絶対に駅前サウナみたいなのがあるはずです。」と自信満々にその温泉施設(その時間はただのホテル)を後にした。そして、外に出ると、

「まず情報をコンビニで集めます」

と言った。私は半信半疑でコンビニに案内した。

 突然、店員に話しかけ、「この近くにあるサウナを教えてください」

 多分知らなかったり、さっきのダメだった所を言うのかと思いきや、
「この先5分のところにあります」との情報をゲット!すばらしい。

 さらにそこに着くとビルにでかでかと「サウナ」「カプセルホテル」の文字を発見した。泊まれるしお風呂もあるならこれが最高!ふたりは喜んだ!

 でもその後が酔っぱらいである。一件の位置を確認したら、宿泊3500円。これはすばらしい。でも、看板の位置から「向こうにももう一件あるねえ」などと言って一応そのきれいな建物の方にも値段を聞きに行った。ずいぶん豪華な内装でこれは高そうだ。それでも一応入ったからには、後には引けず「こちらのサウナはおいくらですか?」と彼は聞いていた。

 明らかにおしゃれなきちんとした格好をしたそのフロントマンは、真顔で
「当ホテルには残念ながらサウナがございません」と答えてくれた。
 
 状況に気づいて笑いながらそこを後にした私達は、そこが明らかに某一流ホテルチェーンのフロントであることを入り口の文字で確認して、去っていった。いやあ、今思うと恥ずかしすぎる。よく向こうも笑わずに我慢したものだ。さすがプロ。

 そして3500円のところにもどって、大浴場に入り、その後さらにそこのレストランで一杯やってから寝た。深夜1時30分からの再乾杯だ。カプセルホテルに泊まらずサウナのみ利用の1000円安い料金の人々は、そのレストランという名のお座敷の20mくらい向こうの長いすでたくさん(50人くらい)寝ており、人が寝ている横で平然と飲む(飲んだくれる)のも不思議な感覚であった。

 何よりも翌日が休みだったので良かった。飲みまくってカプセルと呼ばれる空間で寝て、朝もチャックアウトギリギリにまた風呂に入ってから、そこを後にした。

 とても楽しかったが、朝起きた時は、家に無断外泊だったことを思い出し、あわててメールを送ったのであった。

「今、○○駅のカプセルホテルです。Sを病院に連れて行く2:45には家に帰ります」

 下手に朝帰りをすると義父母からもチェックが入るので、思い切った「昼帰り」…たまにはよしとしよう!

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2005年をふりかえって。 [ 最近のことの日記 ]

 2005年は、3月までは小学校担任生活、4月からは久しぶりの中学校講師生活と、転機にしては、なかなか順調な一年間だった。

 何よりもほのぼのとした時間をかみしめられた年だった。

 ある程度クラスが落ち着いての、別れを惜しみながら(一応)の小学校での3ヶ月の日々…結構ほのぼの。

 息子と手をつないで歩く朝の登校…けっこうほのぼの(ただし手をつなぐのは逃げ出さないため)。

 公園で運動した日々(特に春先の平日休みや夏休みの朝)に、自然の中で大きく息を吸ってウォーキングした時…「あーー、こんな気分は久しぶり」と思った後、「あ、もしかしたら初めてかもしれない」と思い直したあの時間。青葉から木漏れ日がきらきらしているのを見ながらベンチに寝転がった。かなりほのぼの。

 1・2学期の学期末…13年ぶりに学級担任でなくなり、通知表の所見や面談から解放されてほのぼの…でもちょっとさびしくもあり。

 講師なので、あまり構えずに地元の中学生達とくだらない話をする時間が結構多かった…多分ほのぼの。

 中学校の特学の生徒達と過ごす時間…半分くらいの時間がほのぼの。

 昔の同僚のみなさんや教え子と飲む機会が結構つくれた…利害関係もなく安心して飲めるし、かなりほのぼの。

 と、やたらとほのぼのしてばかりだったことが思い返されるので、来年はもう少しは「気合い」を入れた時間を増やしていこうと思う。いや、今年もやる時はやったはずなんだけど、全体的な印象として自分では楽しすぎたような気がする…。

 でも、このブログの更新はかなりがんばった。というか書き残しておこうとしたことは前半にほとんど終わったので(現在はフリーページに転載中)、来年はこちらは少し休みがちの予定。(もう楽する気だな)

 その分…挑戦してみようと思ったことは………来年に続く。

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